北一輝著作集 1 国体論及び純正社会主義

キーフレーズ

國家 主義 進化 個人主義 國體 天皇 階級 時代 今日 日本 革命 生物進化 濟的 君主 貴族 理想 生存 人類 個人 自由 凡て 印ち 資本家 博士 生物 所謂 原始的 穗積 勞働 目的 權利 民主 歴史 歴史的 家長 ーーー 思想 平等 如く 故に 有する 萬世 法律 生産 日本民族 私有財産 中世 統治 皇室 分子 奴隷 羅馬 亂臣 良心 維新 土地 政治的 食物 マルサス 權論 系統 賊子 所有 多く 組織 利益

目次

凡例 第壹編社會主義の經濟的正義 第貳編社會主義の倫理的理想 第參編生物進化論と社會哲學・ 第四編所謂國體論の復古的革命主義・ 第五編社會主義の啓蒙運動 解説 目次 ・ : 訷島二郎 : ・四宅 : 交

はダーギン、難波氏は斯波氏、八十萬禪は八百萬訷に。 なお、テキストの人名は、例えばカール、マークスやエ ル、ヴァリエ、と讀が用いられているが、カ ール・マークス、エ ル・ヴァリエのごとく、中黑點にあらためた。 困一般用語のうち發音と一意味を同じくする單語における混用は、現在の使用法によって統一し、必ずしも頻 度によっていない。 〈例〉依持は維持、發輝は發揮、蹂は蹂躙に。 用字における著者固有の用い方は、なるべく原型をとどめたが、 〈例〉ッラスト、賣婦、欺懣、撰擧、顧換、缺亡、論を待たず。 場合により訂正を加えたのは次のような場合もある。 〈例〉防害は妨害、競々惶々は兢々惶々、陶汰は淘汰に 句讀點は、明らかな誤用の箇所のみ最低限度あらためた。 〈例〉「しつゝある如く。社會主義の」は「しつゝある如く、社會主義の」に ( 本書一七六頁一行目 ) 、 「進化的に分類せず。國家が」は「進化的に分類せず、國家が」 ( 本書二一五頁五行目 ) に。 田拗音、促音は、テキストでは全然用いられていないが、固有名詞、人名にかぎり改めた。 〈例〉ホッテントットはホッテントット、・ テュルクハイムはデュルクハイム、ヘッケルはヘッケル、ハック スレーは、ツ ノクスレーに。 一、本文において脱落かと推定される箇所には、「 凵をもって本文中に補い、意味不明と思われるところは、 「ママ凵、前後の關係で推定されるところは「 : : : カ凵を傍註 ( 6 ポイント ) で示した。 一、本書の刊行及び校訂に際し、御助力を賜った東京大學敎投林茂氏、北昤吉氏の配慮に心よりお禮を申上げる。 2

例 儿例 一、本書は、北一輝著作集の第一卷として、「國體論及び純正社會主義ーの全卷を收録し、訷島二郎の解詭を付した ものである。 一、本書の定本。テキストは、明治三十九年五月九日發行の北輝次郎の自家版である。テキストは菊判、本文の組 み方は、五號四分アキ、一頁一四行、三一字詰である。緒言一七頁、目次六八頁、本文一ー九九八頁、卷末の正 誤表五頁より成っている。また各章の小見出しを本文の上欄に六號にて示されているが、本書では、本文中に頭 註として六號ゴデックで示してある。テキストの目次は、各章の初に六號活字にて組み、かっ本文中前記六號ゴ ヂックの見出しで示したものと同じであるので、本書においては、卷頭の總目次は各編名をあげるにとどめた。 一、本文は、テキストに忠實であることに努めたが、校訂にあたり、夐更を加えたのは、左記の點である。 ④テキスト卷末の正誤表にもとづく訂正。 @ 明らかな誤植の訂正。 、よ遣、、送リガナは、歴史的カナ遣いで著者特有の用法も、時に用いられているが、これが十分に統一 されていない場合は、頻度の多い方に從ってこれを統一した。 〈例〉「抱て」は「抱いて」、「從って」は「從て」、「甘んじて」は「甘じて」、「名づけて」は「名けて」に。 固有名詞については、誤植及び不統一は前項に準じて訂正した。 〈例〉田嶋錦次は田島錦治、仁渡邊稻造は新渡戸稻造、ソクラーテスはソクラテス、ダーヰン、ダーヴヰン